ミニマリスト的ハロウィーン?!

Posted by on 2019年10月15日

皆さん、台風19号が過ぎ去っていきましたが、被害は大丈夫でしたでしょうか?史上、最強クラスの台風ということでSuper Typhoon Hagibis (ハギビス)として、アメリカでも大きく報道されていました。日本の台風の記事を検索していると、何故か私のmacでは、minimalist(ミニマリスト)についての関連記事も、同時に検索結果に出てくることが多々ありました。私のmacが、台風と、ミニマリスト、というキーワードを自動的に関連づけたことがとても面白いと思いました。

もともと、ミニマリスト的だと言われimages-3ることの多い日本の文化ですが、3.11以降、日本でもミニマリスト的ライフスタイルに興味を持つ人が急激に増え、自然災害が起きると、何故かその後、ミニマリストについての検索数が増えるようです。それは、地震や自然災害などを受け、緊急の状況では、物が何の意味も持たないということを実感する機会が多いからなのだということが大きな理由の一つに挙げられます。家にある食器類のコレクションなどが、逆に凶器になってしまうことさえあります。そう考えると、人生を考える上で本当に大切なものだけを、身の回りに置くライフスタイルは、非常に理にかなっている気がしてくるのだと思います。私も、かなり、物を減らすことを心がけているのですが、う〜ん、なかなか、まだまだ試行錯誤中です!アメリカでも、環境問題、ゴミ問題への意識の高まりや、情報の急速なデジタル化などと相まって、ミニマリストを扱ったドキュメンタリー映画やテレビシリーズが大変注目を集めています。youtubeでも、ミニマリストの動画チャンネルは数多くありとても人気があるようです。

ちなみに、もうすぐ恒例のハロウィーンがやってくるので、アメリカではどのお店に行っても、ハロウィーングッズや、Jack O’ Lantern(カimagesボチャの切り抜き提灯)、ハロウィーン仕様のお菓子が山積みで、各メディアでもハロウィーン特集を扱っていますが、去年あたりから、”How to Do Halloween like a Minimalist”(どのようにミニマリスト的にハロウィーンを迎えるか)や、”Eco-friendly Halloween”(環境に優しいハロウィーンの祝い方)というような特集も併せて見られるようになりました。大量の、装飾やお菓子で彩られるハロウィーンは、物を究極に減らしていくミニマリスト的な考え方とは逆なので、なんだかシュールだなあと思うのですが、例えば、装飾だったら、サイズの違う3つのカボチャを鏡餅のように縦に乗せて飾るだけだったり、仮装では、顔に、一言、”Boo”(お化けが人を驚かせる時にいう言葉)と描images-1くだけだったりと、なかなかセンスがよく面白いアイデアが多いため、大掛かりな仮装や装飾をしたくないあるいは職場の関係などで、できない大人の方には、かなり実用的でもあります。

あとは、発想を変えて、ハロウィーンには街から出て、“leaf peeping”(紅葉狩り)に出かけよう、という記事も多くありました。ハロウィーンにかけては、紅葉の見頃ですが、都会にいると、ハロウィーンに注目が集まりすぎて、ついつい、紅葉の儚い美しさや、その生命を感じさせる鮮やかな移ろいへの感覚が鈍くなってしまうので、郊外へ出て、静かに紅葉を眺めながらハロウィーンの神秘を味わうというような過ごし方に惹かれる人も、年々増えているようです。ハロウィーンパレードももちろん楽しいですが、そんなしっとりしたハロウィーンの過ごし方もたまにはいいですよね。最近まで、日本の「紅葉狩り」にぴったりと当てはまるような英語の表現はなかったようですが、近年では”leaf peeping”というフレーズが当たり前のように使われるようになりました。フォーマルな英語とはいえませんが、peep (のぞき見する)というニュアンスが、なんとも紅葉狩りにぴったりな表現だなと思います。ちなみに、紅葉狩りに行く人のことは、”leaf peeper”と呼んだりするようです。また秋の葉は、“fall foliage”“autumn foliage”と、よく表現されるので、“the best fall foliage in NYC”という記事があれば、ニューヨークの紅葉の名所を紹介しているのだと理解できます。でも、わざわざ、紅葉の名所に行かなくても、近所の見慣れた木の葉の色が変download-1化していくのを、少し意識して観察するだけで、なんともいえない穏やかな感動が立ち上がってきますよね。ずっとそこに立ち止まっているわけではないので、一瞬、立ち上がり、消えていってしまう束の間の感情なのですが、秋の情緒に一瞬、満たされる感覚がとても心地よいです。“Autumn is a second spring when every leaf is a flower.”(すべての葉が花となるとき、秋はもう一つの春である)と、ノーベル文学賞を受賞したフランスの作家・哲学者、アルベール・カミュの言葉がありますが、今年の秋はなんだか、初めてこの言葉を少し、実感している気がします。木の葉が、全部落ちてしまうまでのこの期間、ハロウィーンと共に、木の葉の香りや空気感も含めて是非、秋の情緒を満喫したいですね!

 

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